山本明男プロフィール
林野庁 森林組合所属として屋久島に赴任し、屋久杉の管理業務を経て、島根県日原町にて 1993 年（平成 5 年）より粉炭用平炉の開発に着手。
1996 年（平成 8 年）創業
2002 年（平成 14 年）有限会社山本粉炭工業設立
シンプルで安価で良質な粉炭を量産できる、山仙プール式炭化平炉を開発し、以後、国内並びにアジア地域での普及を図る。
島根県石見地区木質バイオマス事業化プロジェクトリーダーを務める。
ジャイカ（国際協力機構で、外務省所管の独立行政法人の一つとして、政府の開発途上国に対する支援や技術協力を担う）案件化調査を採択する。
ラオスでの効率的炭製造方法の普及に関する案件化調査の業務主任者等を歴任。
現在、東南アジアに向けて普及中（コロナのため中断中）
会社概要
業種 粉炭製造加工販売
創業 1996 年（平成 8 年）6 月 15 日
法人設立 2002 年（平成 14 年）12 月 2 日
資本金 700 万円
所在地 〒698-0201 島根県益田市美都町坂井川 678
電話 0856-52―3038
FAX 0856-52-3039
E―mail yamasen@iwami.or.jp
事業概要
取得特許「山仙プール式平炉築造及び利用技術」の技術移転及び技術指導
粉炭及び関連商品の製造販売
会社沿革
1993 年（平成 5 年）粉炭用平炉の研究に着手 島根県日原町
1996 年（平成 8 年 6 月）平炉による粉炭製造を開始 島根県日原町
2000 年（平成 12 年）飼料用（養鶏）、土壌用、環境資材用紛炭の販売開始
2002 年（平成 14 年 12 月 2 日）有限会社山本粉炭工業として 法人化
2004 年（平成 16 年 8 月）ヒラメの粉炭入餌実験開始 島根県水産技術センター
2004 年（平成 16 年 9 月） 島根県益田市美都町移転し 3 基運転開始
2005 年（平成 17 年 6 月） I・E・S・B 有限会社と普及に関する業務提携締結
2005 年（平成 17 年 7 月） 粉炭製造方法に関して特許出願
2005 年（平成 17 年 8 月） 初の技術移転
2005 年（平成 17 年 11 月 25 日）第 1 回技術講習開始
2006 年（平成 18 年 4 月）炭化炉等白煙測定（炭化温度、ガス成分 等）
2006 年(平成 18 年 5 月）日本森林燃料株式会社（東京都）へ技術移転
2006 年（平成 18 年 10 月）日本森林燃料株式会社日田炭化設備操業開始
2007 年（平成 19 年 3 月 22 日）特許公開
2007 年（平成 19 年 1 月）養殖牛への配合飼料試験開始
（島根県中山間地研究センター）
2007 年（平成 19 年 2 月）バイオマス発電に粉炭と石炭で混成利用開始
（バイオマス発電に補助燃料として世界初の使用）
2007 年（平成 19 年 9 月）粉炭入り漆喰壁ログハウス公開
（シックハウス・消臭・調湿）対策用展示
2008 年（平成 20 年 2 月）「山仙」商標登録、食品用添加物炭取り扱い開始
2009 年（平成 21 年 9 月）100%粉炭を燃料としたボイラーの実証試験成功
2010 年（平成 22 年 12 月）
島根県石見地区木質バイオマス事業化プロジェクト発足
2011 年（平成 23 年 2 月） 海外技術研修生受け入れ開始
2012 年（平成 24 年 4 月） 粉炭使用農産品実証区開始
2012 年（平成 24 年 10 月）山仙プール式炭化平炉の特許取得
2013 年（平成 25 年） 粉炭ストーブ開発 （島根県農業技術センター）
2014 年（平成 26 年） ジャイカ事業海外中小企業事業案件化調査採択
（2014 年（H26）～2015 年（H27）ジャイカ事業開始）
2014 年（平成 26 年）島根県浜田市、「山仙｣第 2 工場運営
2015 年（平成 27 年 9 月）しまね地球温暖化防止活動大賞受賞（優秀賞）
2016 年（平成 28 年）当時点までの特許国内移転 13 企業
海外移転 3 企業 マレーシア 2 基、タイ 1 基
2018 年（平成 30 年 10 月）山仙プール式炭化平炉外国特許取得
（米国、タイ、マレーシア、ベトナム、ラオス）
2021 年（令和 3 年）公益社団法人発明協会中国地方発明表彰文部科学大臣賞受賞
2022 年（令和 4 年）現在 資本金 700 万円、従業員パート含 4 人
今後取り組む予定の事業
1 .粉炭生産で町村起こし（災害復興・元気村）
2 .炭素ペレット（種、有機肥料混入）で砂漠緑化
3 .粉炭レンガで（川、海、湖、沼）水質浄化・海の畑
4 .海外企業実証普及への取り組み
5 .人材育成